ホイアンから2日連続でツアーに参加した。フエというベトナム最後の王朝街あった古都と8世紀から13世紀末までに建てられたミーソン遺跡である。
フエには、中国の紫禁城を模して建てられた王宮があり、郊外の霊廟と共に見学した。時代的には19世紀から20世紀の半ばまで。この時期にベトナムはフランスの実質的な植民地にされてしまった。王には50人位の妻と150人位の子ども達がいたというが、常にフランスの圧力を受けてたいへんだったろう。第二次対戦後、フランスの勢力を追い払ったホーチミンの政権に権力を移譲して、王朝は終わった。王宮にはその最後の演説を記した写真があり、王が1番上の段に、一つ下の段にホーチミンがいる象徴的な写真が展示されていた。
150年の間に13代、毒殺など身内での色々な争いがあったようで、権力の醜さ、哀れさを感じた。ガイドの人が英語で色々説明してしてくれるのだが、早すぎて半分くらいしか意味が取れない。ヒアリングもっと勉強せねば!
12代の皇帝が眠る霊廟 グエン朝の王宮