乾季の猛暑か雨季の豪雨か

スリランカ

最初のカンボジアやベトナム、ラオスは乾季で毎日晴れが続き、40度近い猛暑が続いていた。汗はダラダラ、Tシャツは絞ると汗が落ちるくらいとんでもない暑さだった。熱中症の危険もあるのでペットボトルの水を飲みまくった。もう勘弁してくれという感じだったが、これがタイ辺りから、曇る日が出て来て少し過ごしやすくなった。マレーシア、シンガポールも天気が良くても、急に雨が降るという事も多く、傘が手放せなかった。スリランカに入国した時は完全に雨季。毎日雨が降り確かに涼しいのだが土砂降りのなかを観光するには気分が失せる。ゴールという海岸沿いの街では、夕方雨が止んだので夕食を兼ねて散歩がてら歩き出した。すると突然の雨、しかも嵐のような風。持っていた軽量で重宝していた傘は無残にも2本も骨が折れ、使い物にならなくなった。あっというまにびしょ濡れ、しかもこの時街中が停電になった。真っ暗で行こうとしていたレストランの近くに来ているはずなのだが、こんなにびしょ濡れで店に入っていいのか、また停電の中店はやっているのか、色んな思いが交錯した。真っ暗な中、レストランを探すのは諦め、宿に帰ろうとしたが、余りの豪雨に人気のある軒下に駆け込んだ。ホテルの軒下で従業員が見るに見かねてロビーの椅子を勧めてくれた。とにかく机の上に携帯を出して乾かしながら雨宿りをした。20分ぐらいで雨は小降りになり御礼を言って宿へ戻った。乾季の猛暑も雨季の豪雨もイヤなものだが、印象深い旅にはなっているようだ。そんな中でシーギリアという遺跡に行った時だけは晴れた。キャンディーという街を出発して車で3時間、薄日もさしていた。ところがドライバーの妻聞いたところキャンディーの街は1日中雨だったという。地域でも天候が全然違う、自然の奥深さをまた感じた。

シーギリアは岩山の上に作られた王宮の後 その頂上からの景色

シーズンオフでツアー参加者はなんと私一人!

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